Raytac Corporation
台湾Raytac社においても幾つもユーザー様から質問が来ていますので、
注目と興味の度合いは日に日に増してきていると感じます。
そのFAQについて拙く一部翻訳して見ようと思います。(変だったらすみません…)
あくまでもご参考まで。
Q. Bluetooth 4.2はBluetooth 4.1や4.0に置き換わりますか?
A. いいえ。Bluetooth 4.2は以前の主要な機能を拡張するものになります。
A. 新機能が採用されたこともそうですが、今までのバグ修正や正誤表(Errata)において
コア仕様に取り込まれた重要な利点を得ることが出来ます。
A. はい。Bluetooth smart technologyはBluetooth4.0から導入されたものですが
4.2にも含まれます。実際BT4.2の新機能や利点はBluetooth smart technologyのために
設計されました。
A. いいえ。BT4.1の時と同様に、BT4.2の仕様になったからといって要求される
必須機能はありません。しかし、製造業者の方々はBT4.2の仕様に準拠するように
正誤表(Errata)にある全ての項目について実装を行う必要があります。
A. BT4.2の省電力の機能(Bluetooth smart)についてのみ、4.0、4.1と上位互換性があります。
BR/EDR(基本レート / 拡張データレート)の実装については、
同じくBR/EDRの1.1から始まるバージョンの実装と上位互換性があります。
A. ユーザーにより良いユーザーエクスペリエンスを提供する為、
また新しい仕様による恩恵を受けるために、すぐにでも実装することをお勧めします。
Q. Bluetooth 4.2になってロゴ認証手順の変更はありますか?
A. いいえ。ロゴ認証手順は全てのBluetooth仕様において同様です。
A. はい。コア仕様のバージョン2.0 +EDR, 2.1+EDR, 3.0+HS, 4.0, 4.1は使用可能ですし、
認証も今まで通りです。
どの様な名称で呼べば良いですか?
A. 低い方のバージョン仕様にて呼ばれることになります。
例えば2.1+EDRの制御サブシステムと4.2のホストサブシステムの場合は
2.1+EDRのままで呼ばれます。
詳細は以下の「Product Naming Conventions」のBluetooth brand guideを参照してください。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand
BT4.2へと再度ロゴ認証を取得する必要がありますか?
A. いいえ。その製品のロゴ認証は有効のままで、再度取得する必要はありませんが、
以前のバージョンを4.2へとアップデート等の変更を伴う場合は新たに取得する必要があります。
下記ページで確認できます。
https://www.bluetooth.org/en-us/specification/adopted-specifications
2014年12月09日 15:00(PST)から可能です。
Q. BT4.1スタックで動かしているアプリケーションはBT4.2スタックにおいても機能しますか?
A. はい。BT4.1のすべての機能は4.2で機能します。
もし更新されたスタックがBT4.2に適合しているのであれば、
BT4.1の機能はそのまま変更されません。
詳細については各スタックプロバイダーに相談してみてください。
A.はい。BT4.1から専用チャネルであるL2CAPの対応等、
Ipv6対応のための基礎となる取り組みを開始しました。
BT4.2においては、開発者や製造者は新たなプロファイルとサービスを通して
Bluetooth Smartの為のインターネット接続において柔軟な選択肢を持てるようになりました。
インターネットに接続する手段は以下の2つとなります。
・省電力IP (IPv6 / 6LowPAN)
・Bluetooth Smart internet Gateways(Bluetooth SmartのGATTベース)
追加情報に関して“Adopted Bluetooth Profiles, Services, Protocols and Transports”にて。
https://www.bluetooth.org/en-us/specification/adopted-specifications
Q. 「Bluetooth 4.2」と商標として表示すべきでしょうか?
A. いいえ。 4.2のBluetooth smart機能においては任意ですし、
互換性をユーザーに即座に分かってもらうためにも、ユーザーを困惑させないためにも、
仕様バージョンの表示はしないほうが良いでしょう。
A. 全てのBT4.2の製品がLow Energyというわけではありませんので、
自社の実装した製品のBT4.2の機能によって表示を検討すべきです。
詳しくは下記ページ参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand
A. Bluetooth Low Energy のみを使っている製品は
Bluetooth Basic Rateだけを使用している製品と互換性がない為、
ユーザーがロゴより即座に互換性を判断できるように新たに追加しました。
またその要件は?
A. 変更はありません。(BT4.1のリリース時に簡略化されています。)
それぞれの条件は下記の通りです。
「Bluetooth Smart」…Bluetooth4.0(orそれ以上)のLow EnergyかBasic Rate/LowEnergyの
組み合わせに適合している製品で、GATTベースのアーキテクチャを使っているという条件を
満たしているもの。
「Bluetooth Smart Ready」…Bluetooth4.0(若しくはそれ以上)のBasic RateとLow Energyを
併用しており、それぞれが適合している製品で、ユーザーにSmart Ready製品の更新を
選択させることが出来るGATTベースアーキテクチャを使っているという条件を満たしているもの。
A. 上記条件に対応していれば、すぐにでもユーザーの混乱を避けるために表示するべきです。
A. 同上
プログラムを持っていますか?
A.はい。下記参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/marketing/marketing-programs-update
A. 下記参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/bluetooth-brand